週末に、世田谷美術館へ行きました。
お目当ては「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」
アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち
この絵は昔みたことがあると思ったけど、
パリの人だったんだ。
ピカソにも好まれたらしい。
でも、この人はすごい遅咲きで、40代デビュー。
それから超マイペースに描き続けた画家。
もともと税関で20年くらい働いて、定年後に本格的に活動したらしいです。
“実際には彼は南国へ行ったことはなく、
パリの植物園でスケッチしたさまざまな植物を組み合わせて
幻想的な風景を作り上げたのであった。
また、写真や雑誌の挿絵を元にして構図を考えた作品のあることも判明している。”
だそうなんです。
植物や動物の描写も独特だけど、
この人が描いた『人間』が、やっぱ魅力的だ
この絵なんか、よく見ると変で、牛が奥にいるのに、
手前の人の手が牛より後ろにまわってる。
画家の人生って、ドラマチックなイメージだけど、
画家をテーマにした映画、けっこうあります。
★おすすめ↓
真珠の耳飾りの少女 通常版
フリーダ DTS特別版
バスキア
見に行きたい上映中の映画
上の絵、パリの人が実際に行ったことないところをイメージで描いたって妙に納得。
それに、税関に勤めてたっていうのもなんか納得しちゃった。
どんな夢の世界、美しい世界もあくまで「枠」の中で展開されてる感じ。
でも、嫌な感じがしないのは、きっとひとつに完璧なイメージがあってそれ以上を感じさせることをしないからかな。
あと、それが人ひとりが夢を実現させたいと思った時に、思い描くイメージの範囲と似ているからなのかなと感じました。
芸術鑑賞のおすそ分けありがと。
下の絵は、この前、宮城県美術館で観たものに似ている気がする…。同じものかな?
あと、「フリーダ」は気になっていた映画のひとつ。これを機会に観てみようかな♪